セレモニーダンスとは

おおいなるものを

畏れ 敬い 一体となり

祈り舞うこと

鎮魂帰神

神楽の役割は「鎮魂(みたましづめ)」と考えられてきました。今日では、死者の魂を慰める「慰霊」の意味で用いられますが、元々は生者の魂を体に鎮めることで「魂振り(たまふり)」を含めて『鎮魂』といい、宮中で行われる鎮魂祭では「鎮魂・魂振」の二つの儀が行われています。生者の魂は不安定で放っておくと体から遊離してしまうと考え、これを体に鎮め繋ぎ止めておくのが「たましづめ」であり「たまふり」は魂を外から揺すって魂に活力を与えることと定義されています。

布瑠部 由良由良止 布瑠部

「ふるへゆらゆらとふるへ」。古えの祝詞のひとつですが、身体を「振る」ことで、氣の波が動き新しい風が起こります。「振る舞い」とは今の私たちの日常でよく使われますが、空となり道管となった時、神が降りてくる…「降る舞い」として「そのもの」になるのかもしれません。火を踊ろうとするのではなく、火になるのです。

天之浮橋の上に立つ

合氣の極意は「天之浮橋の上に立つことだ」と合氣道創始の植芝盛平師は仰られたそうです。浮き足立たず、沈まず、慎みとともに立ち、中空をもって集中する感覚 … 言うは易しですが、目指したい境地です。

無量寿経一説

三垢消滅 身意柔軟 歓喜踊躍 善心生焉

三垢が消滅し 身意が柔軟になり 
歓喜踊躍し 善い心が生まれる

虚空諸天人 當雨珍妙華

虚空の諸の天人 
当に珍妙の華を雨らすべし

三垢 … 仏語で三毒とも言う。三種の煩悩。貪欲(とんよく)むさぼり。瞋恚(しんに)いかり。愚痴(ぐち)おろかさ。

In Mt.Fuji

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